日本では7月から9月の末、10月にかけてが台風のシーズン。毎年のように日本各地で被害が出ています。
事前に防災対策として、最低限の食べ物や必要となる道具は備えておくべきだけど、何を用意していいか分からない…
そんな方のために、台風などの災害が来る前に備えておくべき物をご紹介していきたいと思います。
そこで今回の記事では、
►台風の時に備えておくべき食べ物【6選】
►台風の時に準備すべき道具【2選】
►台風の時に備えておくべき食べ物と道具【まとめ】
といったところに注目していきたいと思います。
台風の時に備えておくべき食べ物【6選】
まず、防災用の食べ物を選ぶ「コンセプト」としては、災害時にスーパーやコンビニなどで無くなりやすい物。そして賞味期限が’長い物を前提に選んでいきます。
その理由としては、台風が近づいてきたり、被害が出てから食料を買いに行くのは非常に危険なので、スーパーなどでの欠品を見据えてあらかじめ備蓄しておくためです。
また、賞味期限が短いと「廃棄・ロス」が出てしまう可能性が高くなるので、長く備蓄できる物の方が良いですね。
期限が長ければ、気づかないうちに期限が切れていた!という失敗の確率も下がります。
幸いにも、賞味期限が近くまで使う必要がなく備蓄した食料は、食べるなりして消費して新しい物をストックすればOKです。
① ミネラルウォーター・水
台風などの災害時には、なんといっても水が貴重になってきます。
特に、断水になってしまうと飲料水の問題だけでなく、調理やレトルト食品、カップラーメンを食べるにも水が必要になるので、これはまず確保しておきたいですね。
水は、食料や飲料などの用途の他にも、体を拭ったりといった様々な用途で必要になって来ます。
そして、その高い汎用性から、飲料水はスーパーなどでも真っ先になくなる傾向にあります。
色々な用途に利用できるので、お茶やジュースなどではなく、水やミネラルウォーターをぜひ常備しておきましょう。
② カップ・インスタントラーメン
インスタントラーメンは、水と火が必要となるので少しハードルは上がります。
ですが、なんといってもお湯を入れるだけですぐに食べられるので、台風などの災害時にはとても貴重です。
賞味期限も長く、腐敗などの心配をしなくて良いので、ぜひある程度の量を備蓄しておきましょう。
もし災害が起こらずに使用することがなくても、普通に美味しく食べられるので、廃棄の確率が低いのも嬉しいです。
③ レトルト食品
レトルト食品も手軽に栄養が補給でき、しっかり食べることが出来るアイテムなので、ぜひ台風や災害用に備蓄しておきたいですね。
ただ、水と火、さらにオカズだけのレトルト食品の場合は、パックのご飯も必要になってくるので少しハードルが上がります。
備蓄用の食料セットの中での比率的には、そこまで多くしないほうが良いかもしれません。
最近は、ご飯とオカズが一体となっている災害を前提に開発されたレトルト食品もあるので、そういった商品を何点か合わせて購入すると良いでしょう。
④ パックのご飯
パックのご飯もお湯や電子レンジがあれば気軽に食べられるので、ぜひ備蓄しておきたいアイテムです。
水と火、あるいは電子レンジがが必要なのと、オカズがないとお米だけ食べるのは厳しいのでお手軽ではないですが、以下で紹介する缶詰と合わせれば立派な「食事」になるので災害時には嬉しいですね。
日本人は、ご飯があればなんとかなるので、保存の効く「ふりかけ」なども一緒にストックしておくと良いでしょう。
⑤ 缶詰め
缶詰はなんと言ってもそのお手軽さと、賞味期限の長さが群を抜いていますよね。
「パックご飯」と一緒に食べれば立派な食事になりますし、もしご飯がなくても缶を開けて食べるだけなので、その手軽さは最強です!
大抵の缶詰は、缶切りなどの道具も必要ありません。そのような要素を考えると、もっとも優れた災害用の備蓄食と言えるかもしれません。
最近は、多くの種類の缶詰が詰まった災害用の「詰め合わせ」としてセットで購入できるので、そういった商品を購入してみるのが良いでしょう。
⑥ お菓子・コーンフレーク
お菓子に関しては、なんと言ってもその手軽さが良いですね。
缶詰と同じように、ただ開けて食べるだけ。コーンフレークは牛乳があった方が良いですが、なくてもそのまま食べられます。
もちろん、お菓子なので主食にはなりませんが、お菓子を食べることによって、災害時の精神的な不安やイライラなどを和らげてくれる効果、は少なからずあると思います。
お菓子も最近は災害用の備蓄セットが出ているので、そのようなものをチェックしてみても良いかもしれません。
その他・非常食セット
こんな感じの「非常食のパッケージ」もけっこう商品として売られています。
お菓子から食事まで網羅しているので、とりあえず一通りそろえたい人にはこういった物が良いかもしれませんね。
台風の時に準備すべき道具【2選】
台風などの災害対策としてストックしておくべき食べ物・食料を見てきました。
以下、食料の他に防災対策としてぜひ常備しておきたい道具を紹介していきたいと思います。
まずは、停電になった際にこれがないと食事に困ること間違いなしのカセットコンロ。
① カセットコンロ
カセットコンロは一家に一台、必ず常備しておきたいアイテムです。
前述の通り、停電の際に「火」がない、とせっかく災害用の食料を備蓄していても冷たいまま食べる羽目になってしまいます。
さすがに冷たい「パックご飯」に暖かくないレトルト食品や缶詰は厳しいですよね…
災害時ではなくても、お鍋などに活躍してくれるので、ぜひコンパクトなカセットコンロと換えのガスをいくつか備蓄しておきましょう。
② 懐中電灯・非常用のラジオ
災害時に停電になると、通常時に当たり前にしていた多くの行動が制限されます。
例えば、もう今となってはなくては生活が成り立たない「携帯電話」の充電。
また、暗がりの中のあかりも必要ですし、電気がなければネットの接続もなくなり、災害の情報を得ることも出来なくなります。
そんな時に、こういった「非常用のマルチ照明器具」1つあるととても助かりますね。
ちなみに、この道具1つに、
・照明器具
・手回し充電
・災害用のラジオ
・モバイルチャージ
といった機能が付いています。
一台で多機能なので、場所も取らずにこれだけで完結するのが個人的には良いと思います。
これこそまさに、台風対策に「一家に一台」常備すべきアイテムですね!
台風の時に備えておくべき食べ物と道具【まとめ】
以上、台風の時に備えておくべき食べ物【6選】と準備すべき道具を紹介!でした。
ここで簡単に、今回の記事のおさらいをしてみたいと思います。
台風の時に備えておくべき食べ物【6選】は
① ミネラルウォーター・水
② カップ・インスタントラーメン
③ レトルト食品
④ パックのご飯
⑤ 缶詰め
⑥ お菓子・コーンフレーク
加えて、台風の時に準備すべき道具【2選】は
① カセットコンロ
② 懐中電灯・非常用のラジオ(多機能・防災ラジオ)
といった感じでした。
台風などの災害が襲って来る前に、必要なものをぜひ備蓄しておきましょう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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