スウェーデンの集団免疫コロナ対策を簡単にわかりやすく解説!

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コロナウイルスによる感染が全世界中で拡大するなか、スウェーデンからちょっとびっくりのニュースが届きました。

 

スウェーデンの保険当局が発表したところによると、首都ストックホルムでは市民が新型コロナウイルスに対する集団免疫を、来月には獲得する可能性があるとのこと。

 

スウェーデンといえば、いわゆる都市封鎖・「ロックダウン」をせずに独自の「ゆるい」コロナ対策を実行してきたことで知られています。

 

この記事では、スウェーデンの独自路線のコロナ対策、そしてその効果と集団免疫獲得か?についてみていきたいと思います。

 

 

 

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スウェーデン式⎟独自路線の「ゆるい」コロナ対策とは?

スウェーデンの対策

(参照 : 産経新聞

 

スウエーデンのコロナ感染対策は、強制力のあるものよりも、勧告」が多いようです。

 

アメリカをはじめとした強制力の強い、いわゆる都市封鎖・「ロックダウン」を実施している国々とはだいぶ異なる政策を取っているようですね。

 

その点では、緊急事態宣言は出したとはいえ強制性はとても弱く、「要請」にとどまる政策が多い日本のケースと似ていると言えるかもしれません。

 

スウェーデンにおける法的な規制としては、

✅ 高齢者施設への訪問禁止

✅ 飲食店やバーなどでの混雑禁止

✅ 50人を超えるイベント等の禁止

✅ EU合意に基づく一時的な渡航制限

 

それ以外に、公衆衛生庁からの勧告として、

 

▶️ 旅行は控えること

▶️ 公共の場所で適切な距離を保つこと

▶️ パーティーなどの集まりに参加しないこと

▶️ 発熱、咳、鼻水などの症状がある人は自宅にとどまること

 

こう言った内容が公布されていますが、それでも「勧告」にとどまっています。

 

スウェーデンのコロナ対策の特徴としては、強制性やそれにともなう罰則がそれほど多くなく、あるていど国民の裁量に任せているということでしょう。

 

強権を発動させる「ロックダウン」などを実施する国々と比べると、やはり「ゆるい」独自路線という印象ですね。

 

 

スウェーデンでは、学校やレストランなどの営業を続けながら、国民へ「ソーシャル・ディスタンス」を意識するように呼びかけ、

 

経済活動に対する影響を最小限にとどめる方針を取っているということのようです。

 

 

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スウェーデン⎟コロナの感染者数と死亡者数

コロナ感染状況

 

コロナ対策でゆるめの独自路線をいくスウェーデンですが、その効果はいったいどうなっているのでしょうか?

 

スウェーデンにおけるコロナの被害、感染者数と死亡者数は以下の通りです。

 

🔷スウェーデンのケース(人口 : 1023万人)

感染者数 :  1万4000人 以上

死亡者数 : 1580人

(*4月20日時点)

 

 

うーん、結構多いですよね、、

 

 

この数字を他の北欧諸国と比べてみると以下の通りです。

 

🔷ノルウェーのケース(人口 : 535.8万人)

感染者数 :  7100人 以上

死亡者数 : 181人

(*4月20日時点)

 

🔷フィンランドのケース(人口 : 551.8万人)

感染者数 :  3800人 以上

死亡者数 : 94人

(*4月20日時点)

 

🔷日本のケース

感染者数 :  11581人

死亡者数 : 283人

(*4月22日時点)

 

これを見ると、スウェーデンのコロナによる死亡者数は、他の北欧諸国と比べて圧倒的に多いことがわかります。

 

ノルウェーの8.7倍、フィンランドの16.8倍にも達しています!

 

スウェーデンの人口は、ノルウェーとフィンランドの約2倍ですが、

 

それを加味しても、とても多い数字と言えますね。

 

 

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スウェーデン⎟コロナの集団免疫を獲得か?

 

ロックダウンなどの強制力のともなうコロナ対策をおこなわすに独自の「ゆるい」路線を取ってきたスウェーデン。

 

現実的には、コロナによる患者数、死亡者数は他の北欧諸国に比べて圧倒的に多くなっていることがわかりました。

 

それでもこの独自路線を取るフィンランド、その背景にはどうやら2つのキーワードがあるようです。

 

 

すなわち、集団免疫の獲得経済活動に対する影響の最小化です。

 

 

集団免疫の獲得

 

集団免疫の獲得とはいったいどういうものなのでしょうか?

 

まずは、集団免疫とは何?から見ていってみましょう。

 

集団免疫とは?

集団免疫とは?

 

集団免疫(しゅうだんめんえき)とは、ある感染症に対して集団の大部分が免疫を持っている際に生じる間接的な保護効果であり、免疫を持たない人を保護する手段である。多数の人々が免疫を持っている集団では感染の連鎖が断ち切られる可能性が高く、病気の拡大は収まるか緩やかなものとなる。あるコミュニティにおいて免疫を持っている人の割合が高ければ高いほど、免疫を持たない人が感染者と接触する可能性は低くなる。(参照 : ウィキペディア

 

「集団免疫の獲得」とは、すなわち国の大多数の人がコロナに対する免疫を持つことによって、最終的にコロナウイルスを撲滅するという対策のことです。

 

実際に、この「集団免疫の獲得」によって天然痘は1977年に根絶されたという実績があります。

 

集団免疫の獲得という方法は、一定の感染者や犠牲者は想定しながらも、集団の大多数が免疫を獲得することによってウイルス撲滅する対策と言えます。

スウェーデンのコロナ

 

スウェーデン当局のデータによると、ストックホルムで6日からの1週間に検査を受けた人のうち、陽性だった人の割合は14%で、その前の週の35%から大幅に減少しています。

 

この数字を持って、スウェーデンの保険当局は来月における同国の集団免疫の獲得に、自信を得たという事のようです。

 

 

それではなぜある程度の被害を想定してまで、この集団免疫の獲得を実施する意味があるのでしょうか?

 

それは次のキーワード、経済活動に対する影響の最小化を実現するためです。

 

経済活動への影響の最小化

スウェーデンの経済活動を継続 (1)

 

アメリカなどが実施するいわゆる「ロックダウン」は、ウイルスを封じ込めて感染拡大を防止する効果が高い反面、

 

その間、経済活動の大半が停止してしまう状態になるので、その国の経済に与える影響はとても大きなものになります。

 

事実、いまだにいつコロナウイルスの感染拡大が収束するのか目処が立っていない状況なので、

 

数ヶ月あるいは1年以上この状況が続くと、その国の経済は破綻してしまってもおかしくない状況におちいります。

 

 

そんな中、最初にある程度の犠牲を払っても、経済活動を続けながら集団免疫の獲得によってウイルスを撲滅することができたら、、

 

それは「経済的な被害を最小限に抑えながら、いち早く経済を立て直せるコロナ対策であった」とのちのち言われる事になるでしょう!

 

つまりスウェーデンの取る集団免疫の獲得とは、コロナ後にいちはやく経済活動を回復させることをに重点をおいた対策であると言えると思います。

 

「スウェーデンではフィンランドやノルウェーよりも多くの人が新型コロナウイルスで命を落としているものの、スウェーデンの新型コロナウイルス対策は他の国に比べて、経済をより早く回復させるのに役立つかもしれない。」

「ロックダウンはしないというスウェーデンの戦略が結果的に無謀だったと判断されるかもしれないが、感染カーブがすぐに平坦化すれば、その経済は(他国に比べて)より回復しやすいかもしれない」

(参照 : HSBCグローバル・リサーチのエコノミスト、ジェームズ・ポメロイ(James Pomeroy)氏の発言)

 

 

 

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スウェーデンが集団免疫を獲得?【まとめ】

まとめ

 

以上、スウェーデンの集団免疫コロナ対策を簡単にわかりやすく解説!でした。

 

 

簡単に記事の内容をおさらいしてみると、

 

 

スウェーデン式・独自路線の「ゆるい」コロナ対策とは、

 

▶️ 国民に対して強制力の小さな「勧告」にとどまっていることが多い

▶️ ロックダウンなどは実施せずに経済活動に対する影響を最小限にとどめる方針

 

しかし、現実的にはコロナによる患者数、死亡者数は他の北欧諸国に比べて圧倒的に多くなっている。

 

それでもこの独自路線を取るスウェーデン、その背景あるのは、

 

集団免疫の獲得

経済活動に対する影響の最小化

 

「ロックダウンはしないというスウェーデンの戦略が結果的に無謀だったと判断されるかもしれないが、感染カーブがすぐに平坦化すれば、その経済は(他国に比べて)より回復しやすいかもしれない」

 

このコメントにあるように、全てはどれだけ早く集団免疫の獲得出来るかにかかっていると思います。

 

もし当局の発表通り、来月中にでもストックホルムでその成果が確認されるとしたら、

 

それは今後のコロナ対策に大きなインパクトを与える出来事になることでしょう。

 

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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